父親の事が嫌いだった私が、自分に子供ができて父親いい所がみえるようになった話

こんにちは、ミルです。

突然ですが、みなさんはお父さんの事が好きですか?

私は子供ができるまでずっと父親が嫌いで、父親を反面教師としていました。

しかし父親から暴力を振るわれていたとか、ギャンブルにのめりこんで、生活費を入れてくれなくて苦労したなどではありません。

どのような父親だったかというと、口数は少なく、子供の相手はせず、テレビの前で寝転がっているような‥まぁ悪い人ではないけど、良い父親でもない。そういった人でした。

母親の影響力

そんな父を嫌っていた理由は母の発言が大きいと思います。

母は私たち兄弟が失敗をすると「父親そっくり」、「そんなことしてるとお父さんみたいになるよ」と言うのが口癖で、父を悪者にする言い方をよくしていました。

毎日父親の悪口を母親から聞いていると、「自分の父親はダメな父親」「父親に似ている事は全て悪いこと」だと思うようになっていきました。

子供の時の母の言葉は、当時の私たち兄弟にとって絶大でした。

みる
みる

母が父を嫌いだった理由は、嫁姑関係が問題だったのではないかと思います。

祖母は孫の私に対しても意地悪な人だったので、母のストレスはすごかったんだろうなと想像できます

そんな父親のいいところがだんだんと見えるようになったのは、私自身に子供ができてからです。

私は父親が当たり前にやっていたことが、家族のためを思ってやっていた事、もしくはその意図がなくても助けてもらっていた事に気づくことが出来ました。

以下がそのうちの2つ

1 私たち家族を養うために働いていてくれていたこと。

仕事が続かず2回転職した私にとっては、家族を養うために同じ会社でずっと働き続けてくれた事に感謝しています。

仕事を続けることは当たり前かもしれませんが、父から仕事の愚痴も聞いたことがありません。

なかなかそういう背中は見せれないものです。

2 よけいな口出しをしない

私は父に「勉強しなさい」「あれしろ、これしろ」と言われた事がありません。

母は父が何も言わないことに不満があったみたいですが、大人になって勉強が好きになった私にとって「勉強を強要されなかった事」は結果的に良い影響を現在の自分に及ぼしていると思います。

子供に口出しをしないというのはなかなか難しいものです。相手に物事を強要することは逆効果です。

私も口出しをしないように心がける努力はしていますが、勉強をしない子供達を見て「勉強はやったの?」と相手を問い詰めるような言い方をしてしまう事が多々あります。

「言わなくていい事は言わない」見習うべきですね。

自分の環境や立場が変わると、物事の見方や考え方が変わり相手のいいところが見えてきます。

まとめ

自分に子供ができて父親のすごい所が見えました。

・私たち家族を養うために働いていてくれていたこと。

・よけいな口出しをしない

普段当たり前に思っていることも立場が変わると相手の凄さがわかります。

父親との関係では修復するのに時間が長くかかりましたが、せっかく見えるようになった父の良い所をもっと見つけていい関係を築いていきたいものです。

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