こんにちは、ミルです!
皆さんは今までに、「石のように硬い」お菓子を食べたことがありますか?
お店ではハードグミや堅ポテトなど、ハードな食感を売りにしているお菓子もありますが、香川にはハードどころではない「石」の硬さのお菓子があるんです!
そんな石のように硬い「カタパン」を今回は紹介していきたいと思います。
熊岡菓子店
石のように硬いお菓子が食べられるのは香川県善通寺市にある、1896(明治29)年創業の老舗「熊岡菓子店」です。
熊岡菓子店があるのは四国霊場第75番札所「善通寺」の仁王門のすぐ近くで、参拝に訪れた方や地元の人、わざわざ県外から足を運びにくる人がいるほどの人気店なんです。
石パンの特徴
元々カタパンは乾パンのように、出兵する兵隊さんが気軽に食べられるように考案されたもでかつては『兵隊パン』と呼ばれていました。
なので、カタパンは携行食として食べられるように「軽い」、「保存がきく」、「腹持ちがいい」3拍子揃っています。
乾パンと石パンの違いは「硬さ」もそうですが、乾パンと違い「口の中の水分が持っていかれる」事がありません。
乾パンは食べている時に2個目位から「水分がないと飲み込みずらい」状態になりませんか?
石パンはショウガ味の砂糖でコーティングしてあるので、最初口の中でコロコロと溶かして、柔くなった所を食べるという食べ方ができます。
石パンは噛み砕く時にしっかり噛まないといけないので、満腹感も得られて最高の携行食となるんです。
うちの子たちは、ショウガが苦手ですが石パンは大好き!
色々な種類のカタパン
レトロな外見のお店にレトロなお菓子が並びます。
カタパンは5種類の中から選ぶ事ができ、「角パン」(1枚30円)「中丸パン」(1枚50円)「大丸パン」(1枚300円)「小丸パン」(1枚20円)「石パン」(100g200円)
石パンだけ量り売りになります。
店頭にはカタパン意外にもえびせんやミレービスケット、芋けんぴが量り売りで販売されています!
顔より大きい「大丸パン」は割らずに家に持って帰るのが大変!
店名 | 熊岡菓子店 |
住所 | 香川県善通寺市善通寺町3-4-11 |
営業時間 | 9:00〜16:00 ※なくなり次第終了 |
店休日 | 火曜日、第3水曜日 |
篠原菓子店
善通寺から23号線を三豊方面に約15分ほど走らせると、「篠原菓子店」はあります。
篠原菓子店では季節のお菓子や焼き菓子、洋菓子といったおいしいお菓子が並んでいます。1935年創業の老舗のお菓子屋さんで受け継がれてきた伝統の製法で作られたお菓子を味わう事ができます。
篠原菓子店のロングセラー商品『高瀬銘菓おぼろまんじゅう』
http://www.shinoharakashiho.com/index.html
篠原菓子店のお菓子の美味しさの秘密は『水』にこだわり、お菓子作りには全て『軟水』を使用しているとのこと。
軟水はマグネシウムやミネラルなどイオンの含有量が少なく、素材を引き立て、食品の味わいを向上させる水なんです。
しあわせいっパイ
私が篠原菓子店で特にオススメしたいのが『しあわせいっパイ』です。
写真でもわかる通り、パイの中に生クリームがたっぷり入っていて、値段が350円という驚きのコスパの良さ!
幸せがこのパイに詰まっています!味も生クリームがたくさん入っているのに甘すぎず、パイ生地もサクサクです!
近くに行ったらぜひ食べてほしい!!
いや、近くに行かなくてもわざわざ買いに行ってほしいお菓子屋さんです。
店名 | 篠原菓子店 |
住所 | 香川県三豊市高瀬町上麻3783-2 |
営業時間 | 8:00〜19:00 |
店休日 | 月曜日(祝日の場合は営業) |
まとめ
石パンは初めて食べた時「あれ、これ噛んで食べるのが正解なのかな?」と食べ方に疑問を持つくらいの硬さで驚かされました。
カタパンは子供達が大好きで毎週買いに行く位ハマっていて、熊本に引っ越した現在でも「カタパン食べたい」とよく言っています。
テレビの撮影で「King&Prince」の岸優太さんがカタパン屋を訪れたり、芸能人がくることもあるカタパン屋は県外から買いに来ることもあるので週末になるとちょっとした行列ができます。
カタパンは保存もきき、持ち運びにもできるので、お土産にピッタリ!
珍しいお土産を探している人は、カタパンでみんなを驚かせましょう!