こんにちは、ミルです。
私は東京に住んでいた時に、テレビのような騒音トラブルに巻き込まれたことがあります。
以前はテレビを見ていて「騒音トラブルから殺人事件に発展」とか「何十年にも及ぶいやがらせ」という話を聞いていて、「音の問題って大きくなるんだなー」と他人事のように考えていた時期がありました。
この時は、まさか自分の身に起きようとは思ってもいなかったのです。
当時の家族構成は子供が3人で、小学生、幼稚園児、未就学児で、社宅の2階に住んでおりみんな遊び盛りです。
やばいやつが引っ越してきた
入居して3年が経過した頃、1階に住んでいた人の引越しに伴い、新しく夫婦(子供なし)の世帯が入居してきました(Aさん夫婦)。
入居の挨拶の時にAさんから、『うちの妻が鬱を患っていて、神経質なものでして‥』と絶対に問題が発生しそうな挨拶をうけまして、初日から悪い予感がたちこめます‥。
1ヶ月もしないうちに「すみません、足音が気になるので…」と奥さんから最初のクレーム。
「あー!すみません」
予想外の早い段階でのクレームにびっくりしました。
防音対策開始
速やかに騒音対策開始。
間取りが3DKだったので、3部屋全部と廊下に防音マットを敷き詰めて、その上にカーペットを引いて防音対策完了。
子供にもなるべく静かに過ごすように注意しますが、1週間後に「すみません、足音が気になるので!」と再びクレームが入ります。
社宅で床が薄いので音が響きやすく、大人でも音に気をつけて生活するのはストレスです。静かに生活することは小さい子供がいたら無理です。
私の妻とAさんの奥さんは両方とも専業主婦。
一日中家にいるので、妻からすると24時間物音に敏感な状態です。
クレームも私が仕事でいない時に言いにきているらしく、騒音に対して夫婦間に温度差があり、私が音に神経質でないことに妻もイライラしていました。
クレームが激化
だんだんクレームの間隔が短くなってきて、1ヶ月を経過したころには、足音に対して下から天井を突き上げるように「ドンドン!!」という抗議が開始。
妻もストレスが体の症状として出てきて、手の痺れなどを訴えており、子供達も怯えて生活するようになりました。
私は職場にこの問題を報告しました。
するとAさんから電話がかかってきて
「迷惑してるのはこっちなんだけど?やるなら徹底的にやってやる」という脅迫めいた電話。
電話の1週間後に「車に10円パンチ」をされたりと実害が出てきたので、子供達はAさん夫婦と接触させないように、夏休みに入ってすぐに1ヶ月間実家に帰省させました。
職場の方が速やかに対策を講じてくれて、Aさん夫婦に別の物件を提示。
入居後2ヶ月で引っ越していきました。
まとめ
隣人トラブルというのは、毎日のことなのでかなりストレスがかかります。
隣人ガチャでハズレを引いたら、速やかに相手から距離をとることが最善の方法です。
今回のトラブルで私たちの運が良かった事
- 賃貸で引越しができる
- 相手が同業者で、会社が間に入ってくれたから穏便に収まった
- トラブルにはなったけど、相手がまともな人だったから交渉に応じてくれた
以上の事なかったらドラブルが長期、ドロ沼化していたと思います。
実際にこのトラブル中に、引越しと家の購入を考えていました。
ほんとに怖いのは人間ですね。