日本一小さい県「香川県」
みなさん香川県といったら何を想像しますか?
香川といったら一番初めに思い浮かぶのが「うどん」だと思いますが、「うどん県」というにふさわしく香川は本当にうどん屋さんが多くてどこでも美味しいです。
うどんばかりにフォーカスが当たる香川ですが、うどんの他にも『お遍路さん』『オリーブ』、映画『24の瞳』で有名な小豆島、日本特別名勝に指定されている『栗林公園』などがあります。
今回は自分磨きやストレス発散にオススメな香川県のスポットを3つ紹介していきます。
目次
香川のオススメ観光スポット3選
父母ヶ浜

父母ヶ浜は、香川県三豊市に位置する約1kmのロングビーチ。
もともと普通の海水浴場だった父母ヶ浜が人気になった理由は、水面に映り込んだシルエットが上下対称に反射する「天空の鏡」のような写真がSNSでアップされたのがきっかけで、その姿がボリビアのウユニ塩湖にそっくりであることから「日本のウユニ塩湖」と称されるほどです。
最近は「天空の鏡」のような写真を撮れる事から、観光客が増えて一部行列ができることもある人気スポットになっています。
写真撮影のポイント2つ

1 砂浜にできる川のような水たまりを見つける
2 水面ギリギリにカメラを構える
3 モデルは潮だまりの近くに立つ
昼の時間帯には専門のカメラマンがいて、写真を撮ってくれるのでカメラに自信がない人でも水面に浮かんでいるような写真を撮ってくれるので安心です。
天空の鏡になる時間帯
1 干潮時の夕暮れ時

毎日変化する潮の満ち引きの「干潮」の時に現れる水たまりを利用しましょう。
2 風がない時間帯

瀬戸内海には「瀬戸の夕凪」と呼ばれる夕暮れ時に、比較的風が止む時間帯が存在します。この時間帯は水面が波たつ事がないので綺麗な写真を撮影する事ができます。
三豊市観光交流局によると「風が凪ぐ日の日の入り前後約30分間のマジックアワー」かつ「日没が干潮の前後」が写真を撮るのに適しているようです。
海水浴目的でも楽しい
私が父母ケ浜が好きな理由は綺麗な写真が撮れることもありますが、遠浅で子供と砂浜で遊べることです
砂がフカフカなので鬼こっごしたり、トンネルを作ったり砂浜で遊ぶには最高のビーチです🌊
またビーチにはたくさんの動物がいて、カニやヤドカリなども見る事ができます。
海に入る時も足首までの深さが長い距離で続くので、小さい子供でも安心して水遊びでき、大人も服を着たまま海で遊べるので「ちょっと海で遊びたい」という時にピッタリ!
ビーチの周辺には出店も出店していて、香川の名物「骨付き鳥」や飲み物、お土産屋さんもあり、ゆっくりと楽しむことができます。
金毘羅宮
古くから「こんぴらさん」の愛称で呼ばれている神社で海の神様を祀っており、香川県随一と呼ばれるパワースポット。
「一生に一度はこんぴらさん」という言葉もあったほど、江戸時代には憧れの旅行先でした。今でもこんぴらさんには毎年大勢の観光客が参拝に来ています。
こんぴらさんの特徴

こんぴらさんの特徴は『参道の石段が長いこと』。本宮まで785段、奥宮までは1368段にもなる石段です。
参考までに東京タワーの階段が600段で、1000段の階段を登るには大人の足で約30分〜40分程度はかかります。
参道の両脇にはお土産物やうどんのお店など様々なお店が並んでおり、見ているだけで楽しく、どれも美味しいです。
桜の馬場(さくらのばば)(415段)

香川の桜の名所の一つでもある「桜の馬場」。平坦な石畳が続く場所で、春には桜の咲き乱れる参道として楽しむことができます。
4月になると『桜花祭』が開催され、神職と巫女の行列を見ることができるスポットです。
旭社(628段)

旭社の御祭神は、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神が祀られており、40年の歳月をかけて1845年に建造されました。
荘厳な建物ですが、ここが総本宮ではなく総本宮まであと一息。御本宮の後に旭社へ参拝するのが正しい順序なので、帰路で参拝するようにしましょう。
旭社の前に休憩のためのベンチなども設置してあるので、ちょっと休憩。

御本宮(785段)

「一生に一度はこんぴらさん」と江戸時代の人が憧れた御本宮です。
御本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇で、古くから漁業に携わる人々から篤く信仰され、「こんぴらさん」といえば、漁業の神様の代名詞とさえいわれているほど!
漁期の前になると色々な方面から漁師さんたちがこんぴらさんに参拝に来られます。
御本宮からの眺めは絶景で、晴れていれば瀬戸大橋まで見通す事ができます。

夏の暑い日には氷を設置してあり火照った体にはとても嬉しいです。
この日は子供がいたので御本宮まで登りましたが、奥宮はここからまたさらに登ります。
木が茂っているので、御本宮までの道筋より日陰が多くなりますが、階段が続くので水分や着替え、タオルなどの準備はしていきましょう。

直島

直島は現代アートの聖地といわれ、周囲約16km、面積約8平方kmの小さな島。で人口は約3000人。
島のいたるところでアート作品に触れることができる事で有名な島です。
アクセス
直島行きのフェリー乗り場は2カ所
- 岡山県玉野市の宇野港
- 香川県高松市の高松港
高松港から、高速船で約30分、フェリーで約50分でアクセスできます。
直島の特徴
観光エリアは大きく「宮ノ浦」「本村」「ベネッセハウス周辺」の3つに分かれます。観光地となっている島の南側半分は車で20分くらいでまわることができます。
美術館エリア

- 地中美術館
- 李禹煥美術館(リ ウファンびじゅつかん)
- ベネッセハウス ミュージアム
美術館エリアで特にオススメなのは、「ベネッセハウス ミュージアム」です。
ベネッセミュージアムは「自然・建築・アートの共生」をコンセプトにしており、『美術館で泊まる』という体験ができる美術館で、1992年に開館したこの施設は、安藤忠雄に設計されました。
館内は絵画、彫刻、写真などの展示や、特定の場所や置かれる場所を利用したサイトスペシフィック・ワークが設置されており、アートを感じる事ができます。
また、この美術館は高台に設置されているため、瀬戸内海の展望が最高!!
宮ノ浦エリア

- 直島銭湯 「I♥湯」
- 宮浦ギャラリー六区
- 海の駅「なおしま」
- 屋外プロジェクト
宮ノ浦エリアでは直島銭湯 『I♥湯(アイラブユ)』にいきましょう。ここはアートを見るだけでなく、実際に入浴することもできる温泉なんです。
ド派手な外見の温泉は大竹伸朗による作品で、2009年7月に営業を開始されました。
今まで色々な美術館を見てきて、体験型アートのイベントにも参加したことがありますが、『浸かる』タイプのアートは初めてでした。
温泉の中で一際目につくのが真ん中に鎮座する「象」。
元々は北海道の定山渓にある秘宝館に展示されていたもので、定山渓の「定」の名前をとって「定子(サダコ)」と名付けられており地元の人から愛されています。
本村エリア

- 家プロジェクト
- ANDO MUSEUM
家プロジェクトは本村地区で展開されているアートプロジェクトの一つ。1998年に始まったこのプロジェクトは現在7件にまで増えて、アートな街並みの一つとなっています。
まとめ

最後に香川旅行で『こんぴらさん』に行くことを計画している場合の注意点を一つ。
それは、『ハイヒールや履き慣れていない靴で行かないこと!』運動靴、動きやすい服の着用をおオススメします。
こんぴらさんは本宮まで785段の階段を登るので、季節によっては汗もかくし、靴が合わないと靴擦れをするので、無理をしないようにしましょう。(実際に観光で来られている方で、何人も苦労している人を見かけました)
香川県は小さい県なので色々なものがコンパクトにまとまっており、観光しやすくご飯も美味しい、自然に癒される旅を満喫することができます。
自分磨きのためにもぜひ訪れてみてください!
自分磨きのための記事を他にも書いているので、足を運んでください。