旅費を節約しながら楽しむための宿泊プラン提案

旅行に行きたいけど、お金がかかるからどこも行けない。こんな悩みはありませんか?

我が家は子供が5人もいるので普通に旅行に行こうとしたら、お金がかかり過ぎてどこにも行けません。

我が家は子供が大きくなった現在、大人と子供の比率が大人5人:子供2人となりますます家族旅行に行くことが難しくなってきました。

7000円のビジネスホテルに一泊した場合でも

・大人7.000円✖️5人🟰35.000円

・子供3.500円✖️2人🟰7.000円

一泊のホテル代だけで42,000円かかります‥😭

以前は未就学児は無料で宿泊できる「旅籠屋」など人数が多くても低料金で宿泊できる場所もありましたが、今では子供が大人料金になるので利用できなくなり、部屋も1部屋では宿泊できなくなりました‥

そんな「観光には行きたいけど、宿泊費を節約したい!」という私たちでも楽しめる方法が観光先でのキャンプ泊です。

キャンプだったら7人で泊まった場合でも一泊4,000円くらいで宿泊できるので、宿泊に必要な数万円を買い物や食事にあてることができるようになります。

我が家はゴールデンウィークに四国を旅行した際にも、宿泊先としてキャンプ場を選択し、無料キャンプ場を使用したので、なんとゴールデンウィークなのにかかった宿泊費は「0円」!

旅行先でのキャンプ泊はどのようなものでしょうか?

さっそくみていきましょう。

旅行で宿泊先をキャンプ場にするのはどうなの?

観光先でキャンプをする事に向いている人の特徴4選

旅行先をキャンプ泊にすることに向いている人の特徴は以下の4つです。

  1. 宿泊料金を抑えて、食事や買い物にお金を使いたい人
  2. 家族が多い人
  3. 時間にしばられたくない人
  4. キャンプ・車中泊が好きな人

宿泊料金を抑えて、食事や買い物にお金を使いたい人

旅行代金の多くを占めるのがホテル代です。子供2人の家族4人で旅行した場合でも、普通にホテルを利用すれば、宿泊費だけで5〜8万円くらい費用がかかるのではないでしょうか?

これだけの金額がかかっても日中は観光でホテルに滞在していないので、ホテルに滞在する時間は短かかったりします。

宿泊費をキャンプ泊で抑えて、その浮いた宿泊費を美味しいものを食べたり、観光や買い物を楽しむことができます。

家族が多い人

上記でも説明しましたが、我が家は子供が5人。大人料金の割合が高くなった今では、朝食付きの7000円のビジネスホテルに宿泊した場合でも1泊約4万円ほどかかります。

普通1泊2食付きの2万円くらいホテルに泊まった場合、10万円以上かかるため旅行を楽しむというよりも、「ホテルを楽しむための旅行」となってしまうでしょう。

キャンプ泊を利用した場合は、家族で8,000円〜0円(無料キャンプ場を利用した場合)ほどで宿泊できるので家族全員で楽しむことができます。

時間にしばられたくない人

時間をしばられたくない人・計画を立てるのが好きじゃない人にもキャンプ泊は向いています。

キャンプ場は各県にあり、予約不要なキャンプ場を選べば、時間に縛られずに行き当たりばったりの旅行でも対応可能です。

「計画してなかったけど旅行に行きたい」「予約が遅くなってホテルが全然取れなかった」という時にも利用できますし、思い立ったら即行動の方でも大丈夫。

我が家も毎回予定を決めずに旅行に行くので、行き先を自由に決めれるキャンプ泊が大好きです。

キャンプ・車中泊が好きな人

キャンプ泊に一番向いているのは、普段からキャンプをやり慣れている人でしょう。最低限必要な荷物も分かりますし、設営も早いので、ストレスなく宿泊準備を完成させることができます。

キャンプそのものを楽しむのではなく宿泊場所として使用するので、小さいテントなら15分くらいで全ての設営が完了します。

車中泊は宿泊準備も必要なく子供達も大好き。今は車中泊用のグッズが充実していたり、キャンプ用のマットレスや寝袋を布団として使用し快適に過ごすことができます。

我が家は人数が多いので、夜寝る時は「車中泊組」と「テント宿泊組」で分かれて寝ます。

車中泊組と別れる事で荷物を減らすことができ、テントも小さめでよく広々と寝られるので快適です!

観光先をキャンプ場ですごすメリット

宿泊費用を安く抑える事ができる

宿泊料金を安く抑えられることが最大のメリットです。家族が多い我が家ではホテルに泊まった場合10万円以上費用がかかるため、もったいなくて観光どころではなくなります。

キャンプ泊だと、高くても一泊1万円以内で抑えることができ、車中泊やキャビン、コテージを選択すると宿泊のための準備もほとんど必要なくなるので荷物も少なく快適に旅行できるでしょう。

食事・買い物にお金をかけられる

せっかくの旅行ならあまりケチらずに贅沢したいもの。キャンプ泊で宿泊費を浮かせたお金で買い物や地元の特産品を食べたり、アクティビティを楽しむこともできます。

また、旅行先での思い出を作るために、宿泊費を抑えた分を欲しかったものを旅先で購入するというのも面白いと思います。購入したものを見ると旅先での光景を思いだすことができます。

旅行の思い出と、キャンプの思い出の両方作れる

観光とキャンプがセットになっていると二つの思い出ができ、記憶に残りやすいというメリットがあります。

例えば始めて栃木に観光に行った時はキャンプ場が寒すぎて、途中でホットカーペットを買いに行ったり、キャンプ場が異様に怖いところにあってみんなでくっついて眠ったなど笑い話になる思い出がたくさんあります。

キャンプ場での思い出は強く残るので、観光地を思い出す時の良いきっかけにもなります。

観光先をキャンプ場ですごすデメリット

キャンプするための荷物が増えるので車が狭くなる

宿泊だけのキャンプでもテントやマット、寝袋等の荷物が必要になります。人数にもよりますがキャンプ道具が車の中を圧迫し移動中の車内の快適性が落ちる可能性もあります。

また冬などの寒い季節になると、暖房器具や防寒着などに荷物がより多くなります。そんな荷物が多い問題の救世主となるのが『ルーフキャリア』です。

我が家では人数が多い&荷物が多いのでルーフキャリアは必須となります。テント、マット、寝袋、防寒着や服などもまとめてRV BOXに詰め込んで屋根の上に積載が可能で、移動中の車内や車中泊が快適になります。

ルーフキャリアはお店に頼まなくても自分で取り付けができるので、快適な旅行のために取り入れるのもアリだと思います。

観光地から離れた場所での宿泊になる可能性がある

キャンプは基本的に郊外にあるため、目的の観光地よりも離れた場所になる可能性があります。

観光地が郊外にあれば宿泊先となるキャンプ場も近くに見つけられるかもしれませんが、観光地が市街地の場合、宿泊のためにキャンプ場へ移動する必要が出てきます。キャンプ場から近い場合はいいですが、距離があると大変です。

場所によっては宿泊先を先に決めて、観光地を決める方がいいでしょう。

快適にキャンプするためには、季節が限定される

人によっては快適にキャンプ泊を楽しむには季節が限定されます。

個人的には車中泊やキャンプができるのは冬~春まで。

寒い時期は服を着たり、布団を重ねるなどで対応することができそれはそれで楽しめるのですが、夏のキャンプや車中泊は「キツイ」のただ一言。暑さはどうにもなりません。

季節を選ばなければいけないのは最大のデメリットとなるでしょう。

キャンプ泊ができない季節は旅行に行かなくなりました。

四国旅行の時に使用した無料キャンプ場

「無料キャンプ場ってそんな都合がいいものあるの?」「どうせ汚いんでしょ」「キャンプ場といってもただの川沿いだったり、森の中でしょ?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

無料のキャンプ場でも管理されて綺麗な所はたくさんあります。事前に口コミなどで検索すれば管理された無料キャンプ場なのかを確認できるので事前にチェックしましょう。

特に、四国には無料キャンプ場や格安キャンプ場がたくさんあるので、キャンプしながら観光するのにおすすめです!

ここで、特に良かった無料キャンプ場を紹介します。

ゴールデンウィークに四国旅行で使用した高知県の千松公園キャンプ場。ここは無料キャンプ場で予約する必要もありませんが、とても綺麗に整備されています。

千松公園キャンプ場

ゴールデンウィークなのに宿泊している人も少なく、トイレや道路などしっかりと管理されていてとても気持ちの良いキャンプ場です。

このキャンプ場は海沿いに隣接しているので、歩いて海まで散歩に行くことも可能です。

気軽に宿泊できるので高知に行ったらまた利用すると思います。

この時は車中泊組とテント宿泊組で分かれて宿泊。寝るためだけにキャンプ場を利用していたので、小さいテントにマット、寝袋など寝るための最低限のものだけ設営して一泊しました。

まとめ

私がキャンプを始めた理由は、「アウトドアを楽しむため」ではなく「旅行先の宿」としてキャンプを始めたので、長年このスタイルで旅行をしてきました。

今まで関東、関西、九州などいろいろな土地でキャンプ旅行をしてきましたが、記憶に残っているのは観光先よりもキャンプ場で起きた出来事です。「めちゃくちゃ怖かったキャンプの時は何県?」「寒すぎて防寒着買いに行ったのはどこを観光してる時?」など、キャンプの話題から始まり「〇〇の観光は〇〇が美味しかった」と話が発展していくことが多々あります。

宿泊は妥協してもいいけどその他のアクティビティやご飯にはお金をかけたい方、いつもと違った体験をしたい方、計画を立てずに行く旅行が好きな方。「キャンプ場の予約が取れなかった」というには無料キャンプ場という選択肢もありだと思います。

車中泊・キャンプ泊は旅行を自由にします。

『観光先の宿泊地をキャンプ場にする』ぜひお試し下さい!