
ベンチプレスを頑張ってるんだけど、100kg挙げられるようになったらどれくらいの体になるのか知りたいな!

ベンチプレス100kgはトレーニングを始めた人にとって目標になる数字だよね!
実際にどれくらい変化するのか見ていこう!!
トレーニングを始めると『ベンチプレス100kg』を目標に頑張る人が多いと思う。
『ベンチプレス100kg』という目標は高すぎず、低すぎない絶妙なハードルであることは間違いない。
継続してトレーニングを続けていけば達成可能な数値ではあるものの、計画的にトレーニングを継続しないと達成ができない数値というのが『ベンチプレス100キロ』
この記事ではベンチプレスを100キロ上げられるようになると体がどのように変化するのかまとめてみた
この記事でわかること
- ベンチプレス100kgをあげる人の割合
- ベンチプレス100kgあげる前のビフォー・アフター
- ペンチプレス100kgあげらるようになるまでの期間
- ベンチプレス100kg成功に与える要因
- 最短でベンチプレス100kg達成できるトレーニングプラン
- ベンチプレスの停滞を打破した方法


performer
子供5人の大家族のパパ。 3・40代の自分磨き・毎日を楽しく過ごす情報を発信していきます。
目次
ベンチプレス100kgあげられる人の割合

ベンチプレス100kgを挙げられる人の割合は、世界的に見ても非常に少なく『人口の1%』と一般的に言われている
日本国内の調査でも、ジム会員全体の0.2~1%、一般男性の1~5%程度と推定されているそう!
この割合は、年収1,500万円以上の人や東大卒の割合と同等、もしくはそれ以下とも言われるほど希少なんだ!
成人男性のベンチプレス平均重量が45kgと言われており、トレーニングを続けている人でも全員が100kgあげられるわけでもないので、ベンチプレス100kgは『選ばれし者』とも言える

筋トレをしている人の周辺にはベンチプレス100kgあげられる人が何人もいるから「そんなに少ないの?」と思ってしまうけど、世の中では筋トレを継続できる人自体が少数派なんだよね。
体の変化

ベンチプレス70kgの体

身長;178㎝
体重:68kg
筋トレを始めたばかりで、ベンチプレスのMAX重量は70kg。
一般的には自分の体重を持ち上げると『力持ち』と言われる部類に属する事ができるが、洋服を着ると筋肉が全て隠れてしまい筋トレしている事がわからなくなる。
脱いだら「ん、この人何かやってるのかな?というレベル」
トレーニングを始めて1ヶ月〜2ヶ月で到達可能
ベンチプレス100kgの体

身長;178㎝
体重:68kg
ベンチプレスのMAX重量100kg
体つきの違いが一目瞭然だと思う。
ベンチプレス100kgが挙がるころ頃には、胸や肩、腕がサイズアップしており、Tシャツを着ている状態でも胸筋の発達がわかる。
初対面の人には「スポーツ選手ですか?」と聞かれるほど体が変化する。
ただ見てもらうとわかる通り、BIG3を中心でトレーニングすると肩や腕の発達が弱いため服を着るとかなり着痩せして見られる。
ベンチプレス120kgあげれるようになると「誰が見てもゴツい人」になれるらしいけど、筆者の場合は無理かも…
ベンチプレス100kg挙げられるようになるまでの期間

ベンチプレス100kg達成までの期間は個人差があるが、一般的には半年〜3年程度といわれいる
若くて力が強い人は半年程度で100kg持ち上げるかもしれない←こんな人は才能もあるので、ボディビルの道に突き進むのもアリだと思う
私の場合は、想像していたよりもかなりベンチプレス100kgまで時間がかかった…
私のベンチプレス重量の推移
〜半年:80kg
〜1年半:90kg
〜3年:100kg
90kgを持ち上げられるようになって、100kg突破まで1年以上も停滞が続くという苦行
SNSでは「初心者から半年でベンチプレス100kg達成!!」なんて発信があったりするけど、自分が凹むだけだし、人とは比較しない。
時間がかかっても最終的に100kg持ち上げられたら結果は同じだから。

ベンチプレス95kgはあがるのに、100kgはあげられないという期間が1年以上続いたよ。
100kg持ち上げられた時は、本当に嬉しかったー!!
ベンチプレス100kgに与える要因

ベンチプレス100kg成功には様々な要因が関係している
- 年齢:若い方が強い(回復力も早いため、トレーニング頻度も上げることができる)
- 身長:身長が高いと腕が長いと挙上距離が伸びるため難易度が上がる
- 性別:男性の方が力が強いため有利
- 体重:体重が重い方が有利
- スポーツ経験の有無:体の使い方が上手いか、下手か
ベンチプレス100kg挙げる要因として、体重がシンプルに大きく影響するので、体重について述べたいと思う。
ベンチプレス100kgを挙げる人の体重は、一般的に70kg~90kgが多いとされている
もちろん、体重60kg台で達成する人もいれば、100kgを超える体重で達成する人もいる。
ベンチプレス100kg達成者の割合
・60kg台 少数だが可能
・70~90kg 最も多い
・100kg以上 パワーリフターに多い
体重60kg台で100kgあげられる人もいると思うが、なかなか目標に到達できないと感じてる場合は、体重を上げながらトレーニングを行うことも一つの手であるといえるだろう

私の場合初めてベンチプレス100kgあげたのは体重が78kg位だった
減量で体重を10kg落としている現在は、80kgでもかなり重たく感じる
体重と使用重量は大きく関係することを痛感中
最短で100kgを達成するためのトレーニングプラン

最短で100kgを達成するには、計画的なトレーニングプランが重要
週に2~3回のベンチプレスを中心に、補助種目としてダンベルプレスや三頭筋・肩のトレーニングも取り入れる
ベンチプレス100kgを達成するには、ベンチプレスの動作を練習するためにも週に2〜3回行う事が重要になる。
週に1回ではベンチプレスの動作を習得する意味で時間が空きすぎてしまう。
また、ベンチプレスに必要な胸以外の肩、三頭筋を強化してベンチプレスの重量向上を目指していくことも大切
トレーニングの具体例
月曜日:ベンチプレス(胸)、オーバーヘッドプレス(3頭)、サイドレイズ
木曜日:ナローベンチ(胸、3頭)、ミリタリープレス(肩)、ケーブルプルダウン
十分な休息と栄養補給も忘れずに行い、筋肉の回復と成長を促進する
トレーニングと同じくらい大切なものが休息と栄養補給だ
筋トレではトレーニングすることばかり目が行きがちになるが、筋肉というのは休息中に大きくなることを忘れてはいけない
タンパク質を体重の2倍は摂取するように心がけて、アミノ酸濃度を一定に保つために食事の間やトレーニング直後などにプロテインを補給する。
トレーニング直後のプロテインにはマルトデキストリンなどの炭水化物を同時に摂取し、筋肉の合成を高めることを意識する
胸トレをしたら、2日〜3日は休息をとる
胸の休息中に、背中や脚トレといったサイクルを入れる。

私の場合は完全なOFFは週に1回だけど、週に2回休んでも全然大丈夫。
休むことで強くなれるからね!!
効果的なトレーニングフォームの獲得
ベンチプレスで100kgを安全かつ効率的に挙げるためには、正しいフォームの習得が不可欠
ベンチプレスでは『肩甲骨をしっかり寄せて胸を張り、足裏でしっかり床を踏みしめることで安定した力を発揮できる』
この文章を見てピンとこない人は怪我する可能性が高いので、YouTubeでまずは勉強した方がいい。
ベンチプレスには意外と細かいポイントがたくさんある。
- 肩甲骨は寄っているか
- 踏ん張る足の角度は合っているか
- 手幅は広すぎないか、狭すぎないか
- 腹圧はかかっているか
- 脇は開きすぎていないか(30〜45℃推奨)
- バーベルを胸まで下げているか
今あげたポイントの中で、一つでも『?』と思うところがあれば改良の余地がある。
特に5項目目の「脇は開きすぎてないか」については、怪我に直結するので速やかに修正するべきである

私の場合、90kgを超えてから肩に痛みを感じ始めたよ。
無理に力を入れようとして、脇が90℃近くまで開いていたんだ。
脇を開いてベンチプレスをすると肩に負担がかかってマジで怪我するから要注意!!
トレーニングプログラムを取り入れる

私自身トレーニングプログラムの導入前は、1セット10レップ×3セットの一般的なトレーニング内容から始まり、5×5法、3レップ×7セットといったふうに停滞に合わせてトレーニング方法を変化させてきた
トレーニング内容の変化は筋力・筋肥大を同時に狙ったものや、3レップ×7セットのように筋力を集中して向上させる事を目的としていたが、自己流のトレーニングプログラムではベンチプレス100kgの壁を達成する事はできなかった。
ここではトレーニングプログラムを取り入れるべき理由をまとめていく
トレーニングプログラムとは
私が使用しているトレーニングプログラムはエクセルシートに自身のBIG3のMAX重量を記入すると、トレーニングの内容と回数の欄に『、使用する重量』が自動で反映されてトレーニングメニューが決まるというものだ。
このプログラムでは8週間かけてトレーニングを行い、9週目にMAX測定を行い筋力の向上を図るというもの
週ごとのトレーニング効果はこのようになっている
1〜4週:筋肥大向上
5〜7:筋力向上
8週目:疲労回復
9週目:MAX測定

筋肥大向上のフェーズは中重量・レップ数が多め、筋力向上のフェーズは高重量・レップ数少なめとセットが組まれている。
毎回異なる刺激を筋肉に与えつつ、重量はしっかり稼いでいくという計画されたトレーニングができるのが魅力。
プログラムを導入した結果
プログラムを導入してBIG3全てのMAX重量が向上した。
- ベンチプレス;10kg向上
- スクワット:30kg向上
- デッドリフト:40kg向上
トレーニングプログラムというとパワーリフターが使用するイメージになるかもしれないが、トレーニング初心者もBIG3が伸びやすくなるので早い段階でプログラムに取り組むことをオススメする。

私自身トレーニングプログラムを導入してから自分の中で感じていた『壁』を次々に超えることがきたし、もっと早い段階で取り組むべきだったと感じている。
プログラムはMAX重量を変更すると何度でも使用できるので半永久的に使用できるのも魅力。
今限界を感じているなら絶対に導入すべき
プログラムを使用するメリット3選
- 疲労を管理してくれる
- 一貫性のあるトレーニングができる
- トレーニング強度が無理のない範囲で上がっていく
この3つはトレーニングをやる上でとても大切な要素だ
多くのトレーニーは、筋トレを「やりすぎてしまう」傾向にある。
追い込みすぎてオーバートレーニングになったり、オフを入れるのが不安だったり理由は様々だけど、私たちはオフを入れるのが苦手なんだ。
でもトレーニングプログラムを導入するとトレーニングの日数が決まっているので、しっかりと休むことがでできる。
結果、疲労がない状態でトレーニングできるのでより良いトレーニングを行うことができるんだ
自己流でトレーニングをしている時は、体の疲労感や調子によって内容や重量を変化させていたため一貫性のあるトレーニングができていなかった。
自己流トレーニングのデメリット
・1週間の合計重量が前の週よりも上がっているのかわからない
・疲労感により内容を変化させるのでキツい種目は避けがち
プログラムにはやりたくない種目も入っているけど、種目も回数も指定されているからやるしかない
『やりたくないけどやる』結局これが強くなるために大切なんだ
トレーニングで大切なことは漸進性過負荷の原則だ。
簡単にいうと筋肥大に必要なのは、「前回やった時よりも負荷を増やすことが大切」ってこと。
でもこの『負荷を増やす』というのが難しい。
初心者の場合、トレーニングを行うたびに重量をあげられるようになり負荷も増大していくが、中・上級者になると扱う重量も大きいので、重量を上げることが難しくコンスタントに負荷を上げ続けられなくなる
しかし、トレーニングプログラムを導入すると、その人の筋力に合った運動強度や回数、疲労が計算されたトレーニングが可能になり、無理のない筋力向上を期待できるようになる

私が取り組んでいるプログラムはSHOさんというパワーリフターでもありフィジークでも活躍されている選手が販売しているものを使っています。
SHOさんのトレーニングに関する理論はとてもわかりやすく参考になるものばかり!
まとめ
ベンチプレス100kgというのは目標としてとても絶妙な数字だ。
その理由は、ベンチプレス100kg上げるのは時間がかかるかもしれないけど、継続して努力すれば達成できる重量だから。
しかし、ベンチプレス100kgという目標を達成するには様々なことを最適化する必要があり、食事や疲労、体重、トレーニング方法を見直す必要が出てくるだろう
この過程において体はどんどん変化していき、目標を達成する頃には一回り大きくなった体と目標を達成した自信、あきらめなかった継続力が身についている
ベンチプレス100kgというのはただの数字ではないのだ