
筋トレを始めたいけどジムの種類が多くて、どこを選べばいいか分からない!!
自分に合ったジムはどれなんだろう?

確かに今はいろんなジムがありすぎて、どこを選べばいいか分からないよね!
最近では大手のジム「ゴールドジム」や「エニタイム」などの他に、「24時間格安ジムや」「チョコザップ」など手軽に筋トレをできる施設も増えており、どんなジムが自分に合っているのか見極めるのが難しくなっていると思います。
今回は色々なジムを経験した筆者が、「安さ重視」か「設備重視」かで迷っている方、近くのジム選びで失敗したくない方、初心者でも安心して通えるジム選びのポイントを解説します。
目次
悩ましいジム選び|安いvs設備充実の最適解とは?

ジム選びで1番大切な事
ジム選びで1番大切なことは『家から近いジムを選ぶ』事です。
筋トレも恋愛と同じで遠距離は続かない。筋トレガチ勢でも遠距離のジムに通うのは難しいです。
まずはジムの『質よりも距離』
これが大切。

家から1番近いジムがチョコザップの場合、もう少し本格的なジムに通うのがオススメ(継続できても体を変えるのが難しい)
家から1番近いジムがチョコザップなら地域的に色々なジムを選べると思うから、検索したら色々出てくるはず!
「安いジム」と「設備が充実したジム」の違いって何?
安いジム
- 月額3,000円台から利用できる
- 最低限のマシン・シャワーがない等、設備やサービスが限定的
- スタッフがおらずサポート体制が整っていない
- ジムの民度が低い場合がある
設備が充実したジム
- 最新マシンやフリーウェイト、スタジオ、プール、サウナなど多彩な設備
- スタッフが在中しておりサポート体制が整っている
- セキュリティが高い
- ジムの民度が高め
項目 | 安いジム | 設備充実ジム |
---|---|---|
月額料金 | 3,000~5,000円 | 6,000~10,000円 |
設備 | 基本的なマシン・シャワー | 多彩なマシン・プール・サウナ等 |
サポート | 最小限 | スタッフ常駐・パーソナル有 |
「安いジム」と「設備が充実したジム」のどちらを選ぶべきか?
格安ジム
お金をかけず体を鍛える
「体を変える」という所にフォーカスすれば、シャワー施設やプール、サウナ、最新のマシンは必要なく、パワーラックのある格安ジムで十分です。
実際に、筆者は格安ジムでトレーニングをしてフィジークに出場しました。
マシンやブランドにこだわりがない
マシンや器材のブランドにこだわりがない人は格安ジムで大丈夫

格安ジムのマシンは重量が軽めのものが多く、物足りないと感じる人もいるかも
シャワーなどは必要ない
格安ジムはシャワーなどの施設を配備していない場合が多いです。
トレーニング後はシャワーを浴びたい人はチェックが必要
設備が充実したジム
大会で勝ちたい
ボディビル競技で勝ちにいこうと思ったら、施設が充実したジムがいいです。
基本的に体を変えるというのはパワーラックがあれば十分だと思いますが、部位ごとに集中して鍛えたいと思った時に色々なマシンがあると効率が良いし、何よりトレーニングが楽しい。
他のアクティビティも楽しむ
筋トレだけではなく、体を動かすことを楽しむ場合は施設が充実したジムを選択しましょう
ゴールドジムでは、プール、サウナ、エアロビクスなどのエクササイズを選べるので、さまざまなアクティビティに挑戦できます。
それぞれのジムの特徴
ここでは色々なジムを経験した筆者の意見をまとめてみました。
市営ジム

メリット
料金が安い
料金が安いのが最大のメリット。
1回200円〜400円位(格安ジムが増えている今では1ヶ月に20日通ったら4000円位の金額になるので、安くないかも)
気軽に使える
市営のジムだと最初の1回目に器具の使い方の説明を受けるだけで使用できる場合が多く、「ジムに行く」という心理的なハードルも1番低く気軽に通う事ができます。
また、利用料金もその都度払いなので、一般的なジムのように「行かなくなったけど勝手にお金が引かれてた」ということもありません。
デメリット
主がいる
市営のジムには古参の会員がいて『常連は偉い』と思っている節がある。
こういう奴は初心者を見かけると器材の使い方を聞いてないのに教えにきたり、挨拶を求める、派閥を組む等、干渉してくる場合があり非常にめんどくさい
ジムが使えない場合がある
市営ジムの最大のデメリット
市営体育館などでは大会やイベントが開催される場合ジムが使用できなかったり、時間の制約を受ける場合があります。
好きな時に使えない場合が多く、体育館のスケジュールに合わせる必要があるのでトレーニングできなくなる日も出てきます。
ジムの充実度が自治体によって異なる
自治体によってジムの設備に力を入れている所もあればそうでもないところもあり、充実度が異なります。
設備が充実している所ではマシンやパワーラックの数が、民間のジム並みのところもありますが、一方で「何十年前の器材ですか?」という施設もあるので「住んでいる場所」という運に影響されます。
24時間格安ジム

24時間ジムの最大のメリットは、時間に縛られず自分のペースでトレーニングできる点です。
仕事帰りや早朝、深夜など、ライフスタイルに合わせて利用できるため、忙しい社会人や主婦、学生にも人気があります。
また、月額制で通い放題のため、コストパフォーマンスも高いのが特徴です。
目的別に見ると、ダイエットや筋トレ、健康維持、ストレス解消など幅広いニーズに対応しています。
メリット
月会費が安い
私が通っていたジムは月会費4000円ですが、息子も通っているので家族割が効いて3000円でした。

ここまで安いと市営ジムに通うより格安ジムに通う方がコスパがいいよね
設備が充実している
格安ジム設備の一例
- ダンベル40kg
- 専用ベンチプレス台
- パワーラック
- スミスマシン×2台
- ラットプルダウン×2台
普通にトレーニングする人にとっては何の不満もないレベルの充実度です。
器材のブランドは一流ではないかもしれませんが、全く気になりません。
格安ジムの設備でも体は十分変えられます!!
距離が近い
格安ジムは施設があまり広くなく、家と家の間に位置している場合があり、探してみると「こんな近所にあった!」という事もあると思います。
遠くにある一流のジムより、近くの格安ジム
筋トレを継続するのに1番大切な要素の一つ。
デメリット
ジムが狭い
大手のジムと比べるとジムの狭さが気になります。
他の人のトレーニングの邪魔にならないようにベンチ台を動かしたり、鏡の前に人がいて邪魔、なんてことも狭いジムではよく起こります。
シャワーがない
シャワーがないのも格安ジムの特徴です。
シャワーがなくても全然不満は感じませんでしたが、シャワーがある今の環境はやっぱり嬉しい。

基本的にシャワーはなくてもいいけど、週末トレーニング後に出かける時などは「シャワーがあってよかった」と感じます。
エニタイムフィットネス

メリット
全国で利用できる
全国で使用できるのは、個人的にめちゃくちゃありがたい!
出張がある仕事なので出先でトレーニングしようとすると色々な弊害があります。
- ビジター価格で利用しようとすると値段が高い
- 市民体育館を利用する場合、予約して説明を受ける必要がある
- そもそも近くにジムがない場合がある

自分のホームじゃない所で筋トレするのって意外とハードルが高いんですよね。
環境を変えられる
エニタイムはジムによって器材のバリエーションが異なるので雰囲気がかなり異なります。
- 胸のマシンが充実している
- 背中・肩のマシンが充実してる
- パワーリフティングのプラットフォームがある
店舗により充実しているマシンに特徴があるので面白い。
色々な店舗を利用できるので、トレーニングにマンネリを感じた時は、ジムを変える事でリフレッシュした気持ちで取り組む事が可能
広い・器材が豊富
地域によりますが敷地面積が広い所が多く、マシンやラックの距離が離れているので使いやすい。
また、器材が豊富なのでトレーニングにバリエーションを持たすことができます。
強いトレーニーがいる
エニタイムにはボディビル競技に出場するような筋トレガチ勢もいるので、トレーニングの参考になるし、見ていてモチベーションにもなります。
デメリット
デメリットは特に感じませんが、あえてあげるとしたら
- ゴールドジムに比べるとマシンやパワーラックの種類・数が少ない
- プール、サウナなどの施設がない
- 格安ジムに比べると料金が高い
- コーチングはやっていない
ゴールドジム

メリット
器材の種類が多い
一般的なマシンから、「どうやって使うの?!」ってくらいのマニアックなものまで種類が豊富で、パワーラックも数が多い!!
ラットプルなどのグリップもたくさんあり、トレーニングを楽しめる
店舗によっては女性専用エリアがある
女性専用のウエイトスペースがあり女性スタッフもいるので、安心してトレーニングできる工夫がされています。
「トレーニングはしたいけど、男性の中に入ってやるのはちょっと…」という人にオススメ!
トレーニーのレベルが高い
『No. 1ジム』というだけあってトレーニーのレベルが高い
普通のジムでは見ることのないサイズの人や、ボディビル競技に出場している人も多いです。一緒にトレーニングする環境にいるだけでも刺激をもらえる事ができます。
トレーナーが常駐している
『ゴールドジムは大会に出場するような上級者のためにある』以前はこんなふうに思っていましたが、今では『ゴールドジムほど初心者に向いているジムはない』こう感じています
その理由は、トレーナーが常駐しているのでトレーニングのフォームを矯正してくれたり、マシンの正しい使い方を教えてくれるからです
正しいフォーム、正しいマシン使い方でトレーニングをすると、しなかった場合と比較して1年後の体の変化に天と地の差があります
デメリット
料金が高い
サービスに見合った料金だと思いますが、ちょっと値段が高い‥
サウナ、プールがなくていいから料金が安いといいんですけどねー
施設が少ない
ゴールドジムは都会の方にあるので場所によっては距離がある場合が多いです。

家の近くにゴールドジムがあったら通いたいんですが、バイクで30分くらいかかるから通えないです。
24時間使えない
場所によっては24時間使えるかもしれませんが、全部のジムではありません。
朝トレや夜勤がある人は時間的に厳しいかもしれません。
その他主要24時間ジム

その他の主要24時間ジムは以下のような特徴があります。
ジム名 | 月額料金 | 主な設備 | 店舗数 |
---|---|---|---|
エニタイムフィットネス | 7,000円前後 | マシン・フリーウェイト・シャワー | 1,100以上 |
ファストジム24 | 7,000円前後 | マシン・一部店舗にシャワー | 200以上 |
ジョイフィット24 | 7,000円前後 | マシン・シャワー・一部店舗にスタジオ | 300以上 |
chocoZAP | 2,980円 | マシン・セルフエステ・セルフ脱毛 | 1,200以上 |
ザップ | 3,278円 | マシン・セルフエステ | 100以上 |
ファストジム24・ジョイフィット
ファストジム24とジョイフィット24は、都市部を中心に展開する人気の24時間ジムです。
どちらも月額7,000円前後で、基本的なマシンやシャワーを完備していますが、店舗によって設備や広さに差があります。
ファストジム24は駅近の立地が多く、通いやすさが魅力。
ジョイフィット24は一部店舗でスタジオプログラムや女性専用エリアを導入しており、初心者や女性にもおすすめです。
ジム名 | 立地 | 主な特徴 |
---|---|---|
ファストジム24 | 駅近が多い | シンプル・通いやすい |
ジョイフィット24 | 都市部中心 | スタジオ・女性専用エリア有 |
chocoZAP・ザップなどコンビニジム
chocoZAPやザップは、近年急成長している新興の「コンビニジム」として注目を集めています。
月額2,980円~3,278円と圧倒的な安さで、セルフエステやセルフ脱毛など独自のサービスも提供。
マシンは必要最低限ですが、着替え不要・靴の履き替え不要など手軽さが魅力です。
短時間利用や運動初心者、忙しいビジネスパーソンに特に人気があります。
ただし、混雑しやすい時間帯や設備のシンプルさには注意が必要です。
- 月額2,980円~の低価格
- セルフエステ・脱毛など独自サービス
- 着替え不要・手軽に利用可能
- 設備はシンプル

気軽に使えるのはいいけど、筋肥大、体を本気で変えたいなら他のジムを選んだ方がいいと思う。
プール・スタジオ・風呂などの施設充実度ランキング
24時間ジムの中でも、プールやスタジオ、風呂・サウナなどの付帯施設が充実しているジムは限られています。
これらの施設を重視する場合は、総合型ジムや一部の大型店舗を選ぶ必要があります。
ランキング形式で見ると、エニタイムフィットネスやジョイフィット24の一部店舗、ティップネスやゴールドジムなどが上位に挙げられます。
ただし、施設充実型は月額料金が高めになるため、利用頻度や目的に合わせて選ぶことが大切です。
ジム名 | プール | スタジオ | 風呂・サウナ |
---|---|---|---|
エニタイムフィットネス | × | △(一部店舗) | × |
ジョイフィット24 | △(一部店舗) | ○ | △(一部店舗) |
ティップネス | ○ | ○ | ○ |
ゴールドジム | △(一部店舗) | ○ | ○ |
まとめ
・設備が充実したジム
快適ですが、月額料金が高めで、入会時に初期費用や事務手数料がかかる場合が多いです。
使わないシステムもあるかもしれません。
しかし、筋トレ初心者〜ボディビルの大会で上位を目指す方まで様々なトレーニーにピッタリ
・格安ジム
コスパが魅力ですが、設備やサービスが限定的で、混雑しやすい時間帯もあります。また、スタッフが常駐していない時間帯が多く、初心者や女性は不安を感じることも。
自分でトレーニングを組み立てられる人にピッタリ!
・その他24時間ジム
エニタイム、チョコザップ、フィット24などそれぞれのジムに特徴があるので事前に調べて自分に合ったジムを選択するようにしましょう