キャンプ沼にハマって、増えるキャンプグッズ、増え続ける物欲。
『椅子が家族の人数より多い現実』と『奥さんからの冷たい視線』
みなさんはこんな風に想像するはずです。
「家の中の家具をキャンプ用品にしたらオシャレだし、キャンプにも使えるから最高なのに」
そう、キャンプ用品をキャンプだけで使うのってもったいないですよね!
今回はキャンプ用品を実際に家具として使用している私が気をつけているコツと、キャンプ用品を家具として使用するメリットなどをまとめてみました。
この記事でわかること
- キャンプ用品を生活に取り入れるコツ
- キャンプ用品と普通の家具を入れ替えるメリット・デメリット
- キャンプ用品を家具として使うことに向いている人
キャンプ用品を家具に取り入れるコツ
テーブル、チェアを取り入れる

テーブルと椅子を入れ替えるだけで、アウトドア感が一気に上がります。
しかし闇雲に入れ替えてしまうと、キャンプ用品が浮いてしまったり、使いづらいという事にもなるでしょう。
家具を入れ替える時に「家具の高さ」を意識すると全体的にまとまりが出て、使いやすい部屋になります。
キャンプ用品をダイニングに置く場合
テーブルの天板までの高さと、椅子の座面までの高さの差を「差尺」といい、テーブルとチェアの使いやすい差尺は、一般的な差尺は27㎝〜30㎝程度と言われています。
差尺が高すぎると食事の時に肘を上げる必要があるので窮屈になり、逆に低すぎると前屈みになって姿勢が悪くなってしまいます。
サイドテーブルとして使う
サイドテーブルとして使用する時の高さは、ベッドからプラスマイナス10㎝が理想。
10㎝以上の高低差があると物をとる時に取りずらくなってしまいます。
また「収納を兼ねてサイドテーブルを使いたい」という方には、2〜3段に分かれているユニットシェルフだと自分のお気に入りの本、ライトなどを手元に置いておけるので最適です。
家具の高さを揃える
家具の高さを統一すると、部屋がスッキリして広くみえる効果があります。
キャンプ用品を置いてみたけど、「なんとなくしっくりこない」という場合は高さを揃えてみると問題が解決するかもしれません。
キャンプのスタイルも「ハイスタイル」と「ロースタイル」があるので、家具に合うかどうかチェックしてみましょう。
もしも家具と高さが合わない場合は、部屋の奥から背が高い家具を配置していくとスッキリして見えるので配置を変えるとまとまりが出る可能性があります。

キャンプ用品はテーブルや椅子の足の長さを変えられるの物も多く、今使っている家具と合わせて使いたい時は高さを変えられる2WAYの物を選ぶと便利です。
壁に板をはる

OSB合板や有孔ボードを壁に取り付けると一気にアウトドアテイストがアップします。
有孔ボードは穴にフックをかける事ができるので、キャンプギアのディスプレイや収納が簡単にできます。
取り出しやすく、片付けも楽なのでオススメです!!
布団をインフレーターマット、寝袋に置き換える

インフレータマットや寝袋って高かったけど、キャンプの時しか使わないのって勿体無いよね?
我が家では家にある敷布団を捨てて、インフレーターマットと寝袋に切り替えました 笑
布団をインフレーターマットと寝袋にするメリット
- インフレーターマットは空気を抜くと小さくなるので、押入れのスペースが広く使えるようになる
- 季節の衣替えが楽
インフレーターマットや寝袋の最大の特徴は、コンパクトになること。
インフレーターマットは空気を抜くとコンパクトになるので、アパートで押し入れやクローゼットが狭い時もスペースを広く使う事ができるようになります。
また、冬物の嵩張る布団等も寝袋なら小さくまとめることができます。

子供が小さい時は、連結できる寝袋をつなげて寝ていました。
家具とキャンプ用品を入れ替る事のメリット・デメリット
キャンプ用品を家具として使用するメリット

荷物がコンパクトになる
キャンプ用品を家具として使う最大のメリットは『折りたたむ事がで出来るのでコンパクトになる事』です。
我が家は転勤が多く、賃貸生活なので場所によっては「収納が全然ない…」「人数の割に部屋が狭い」なんて事は日常茶飯事。しかも7人家族なので普通のアパートだと収納が少なく、部屋が狭くなります。
そんな時にキャンプ用品だと折り畳んだり、小さくまとめる事ができるので以下のような使い方ができます。
- テーブル・チェア等、必要ない時は折りたたんで、使うときに出す
- 寝袋、インフレータマットはとても小さくなるので衣替えの時のスペースが少ない
- シェラカップ等の食器類は積み重ねて収納
荷物がコンパクトになると部屋も広く使える事ができ、引越しも楽になるのでおすすめ!
軽量なので掃除や模様替えが簡単
気分転換や部屋の使い勝手をよくするための模様替えや掃除をする時に大変なのが『重たい家具を動かす』事。
重たい家具を動かす事を考えるだけで、「ちょっと今日はいいかな‥」と腰まで重くなってしまいます。
しかし、キャンプ用品を家具として使う場合は家具を動かす具を動かすハードルがグッと下がります。
実際に私がリビングで使用している「スノーピークのワンアクションテーブル 竹」の重さは約6㎏で、椅子は「ヘリノックス」で約1kg。掃除や部屋を広く使いたい時は折りたたんで収納する事も可能。
また、模様変えはキャンプ用品ならハイスタイルからロースタイルへの移行だって簡単にできるので、部屋の印象をガラリと変える事だってできます!
携帯性が高い
アウトドアグッズは携帯性が高いのが魅力。
屋外で快適に過ごせるように作られているので耐久性が高く長持ちで、持ち運びにも便利なものが多く、様々なイベントにも対応できます。
キャンプ用品はこんな時にも大活躍!
- 運動会、お花見、ピクニックなどのレジャー
- 車中泊
- スポーツ観戦
- 災害が起きたとき
アウトドアグッズは機能性も高く、1人2役こなすアイテムもたくさんあります。
災害などの緊急用の備えしても頼もしい存在になりますので、普段から使い慣れておくといざという時に安心して使うことができますよ。
キャンプ用品を家具として使う事のデメリット
軽すぎる
家具が軽すぎる事はデメリットでもあり、このような事が頻繁にあります。
- 軽いので子供でも移動させる事ができる。結果、戻ってこない
- 椅子が簡単に倒れる
- 重いのを置く時に困る
- 安定感がない
我が家では子供が多く小さかったため、よく椅子がひっくり返っていたり、遊びに使われてそのまま定位置に戻ってこないという事が頻繁にありました。
子供が大きい、単身世帯だと問題ないと思いますが、小さい子供がいる家庭では、ある程度重さがある家具の方が使い勝手がいいです。

ロールテーブル等はおしゃれですが、隙間が多いので小さい物が隙間から落ちてテーブルの下が汚れがちになります。
意外と普段使いするとストレスが多いです。
キャンプに行く度に物を出す必要がある
私はキャンプで使う物をそのまま家具として使っていたので、キャンプの度に1度片付ける必要がありました。
これがめんどくさい 笑
1軍の物でなく、2軍の物を家具として使用するとこの問題は無くなりますが、キャンプでも家でも1軍の物を使いたいですよね 笑
キャンプ用品を家具として使うことに向いている人は?
ミニマニスト・単身で引っ越しが多い方

アウトドア用品の特徴
- コンパクトで軽量
- 丈夫で長持ち
- スッキリしたデザイン
これらの特徴は「引っ越しが多い人」や少ない荷物で生活をする「ミニマニスト」のような生活にとても相性がいいです。
また、キャンプ用品のデザインは無骨でシンプルな物が多いので、スッキリした部屋を作ることができます。

私自身もスナフキンのように少ない荷物で生活できることに憧れています 笑
キャンプが好きな人

キャンプが好きな人は、キャンプ用品に囲まれて生活したいと思っている人も多いはず!
ライトはランタン、ご飯はメスティンを使って調理をし、家の中にテント張って、寝袋で寝る。普段キャンプで慣れている人なら日常生活にアウトドアを取り入れるも簡単にきます。
平日は無理でも週末だけ家キャンという選択肢もあります。
週末試してみませんか?

シェアハウスではプライベートな空間を確保するために、一人用のテントを上手に利用して生活してる方もいるみたいですよ。
どのアウトドアメーカーがいい?
最近は大手のブランドからガレージブランドなどたくさん出ていて、何を買えば迷いますよね!
基本的にはどのメーカーのものも機能性は間違いないと思いますが、本当に欲しい物を妥協して購入してしまうと、何回も買い直す事になるので思い切って初めから憧れているものを購入するのがオススメ!(私はカーミットチェアもどきを何脚も購入して、最終的には本物を購入しました。)
実際に私が家具として使ってるのは以下のメーカーです。
- 布団:コールマンのインフレーターマット
- 寝袋:ユニフレーム
- 椅子:ヘリノックス・カーミットチェア
- テーブル:スノーピーク
- 収納:コーナンラック
季節によって家具をキャンプ用品と入れ替えたりして楽しんでいます。
椅子やテーブルなどは10年以上使用していますが、壊れる様子がなく現役で頑張ってくれている大好きな家具です。
まとめ
キャンプ用品は趣味だけでなく日常生活にも使えて、最近では災害時の備えとしても注目を浴びています。
インフレーターマットや寝袋などは車中泊でも使用することができ、テントは避難所生活になった際にプライバシーを確保できるツールにもなります。
家具としてキャンプ用品を使えば、生活をミニマルにしてくれるアイテムにもなります。
日常生活のスパイスにもアウトドアを取り入れてみませんか?
このブログでは30・40代の「楽しく生活する」を発信しているのでよかったら他の記事も見てみて下さい。