
最近、「人生こんなんでいいのかな?」「毎日つまらない」と感じるようになってきたんだよね…

毎日つまらないと感じるようになるのは40代特有の悩みだよ
毎日忙しかったのに、40代になって少し余裕ができて感じてしまうんだ
今は充実した生活を送っている私ですが、以前の生活は充実とは程遠く
「毎日毎日同じことの繰り返しでつまんねー」
と思いながら生活していました。
毎日が家と職場の往復。家に帰ったらテレビ見ながら酒飲んでそのまま寝落ち、気がついたら朝。
当時は「いつまでもこんな生活をしていてはいけない」と頭ではわかってはいながら、特にやりたいこともなりたい理想もなくただダラダラと生活していました。
今回は「毎日がルーティーン化していて楽しくない」と感じていた筆者が「毎日楽しくてしょうがない」と感じるようになった方法を解説していきます。
この記事でわかること
- 日常に潜むネガティブな要因
- 毎日がつまらない原因
- 毎日を充実させるためにやりたいこと
目次
40代が感じる「毎日がつまらない」の主な原因

40代になると、仕事や家庭、子育てなどの役割が一段落し、ふとした瞬間に「毎日がつまらない」と感じる人が増えてきます。
どうしてか?
若い頃のような新鮮な刺激や目標が薄れ、日々がルーティン化しやすいのがこの年代の特徴だからです。
また、体力や気力の衰えも感じやすくなり、何をしても心から楽しめないと悩む人も少なくないようです。
このような気持ちは決して特別なものではなく、多くの40代が共通して抱える課題と認識しておきましょう。
- 生活のルーティン化
- 自分が何をしたいのかわからない
- 新しい刺激や挑戦の減少
- 人間関係の変化や孤独感
- 健康や将来への不安
日常のルーチン化とマンネリ
40代が「毎日つまらない」と感じる主な原因は、日々の生活がマンネリ化しやすいことにあります。
仕事を淡々とこなし、家に帰るとお風呂に入り、夕食を食べ、子供と遊んだり家事をしているうちにもう寝る時間。
朝起きてまた仕事へ。
同じメンバーで仕事をして、休日は家族でショッピングモールに行って外食。
仕事や家事、育児などのルーティンが中心となり、新しい刺激や挑戦が減少し趣味や友人関係が疎遠になったり、将来への不安や健康面の悩みも増える
自分のための時間が取れず、自己成長や達成感を感じにくいことが「つまらなさ」の一因です。
この自己成長や達成感を日常的に感じれらることはとても重要なことです。
筆者は引っ越しのある仕事で住環境が変わることが度々ありましたが、新鮮なのは最初だけ。環境が変わっても生活がルーチン化するのは早いものです。
しかし、日常的に自己成長や達成感を感じられる今では「マンネリ」を感じなくなりました。
自分が何をしたいのかわからない
40代になると自分の限界もわかるようになってきて、現実も見えてきます。
やらなければいけないことはたくさんあるけど、やりたいことがわからない。
自分の長所は何か?自分の長所を生かせる仕事が自分にはあるのか?
成功してイキイキと仕事をしている人を見ると、自分の人生と比較して自分はこのままでいいのかな?と落ち込んでしまいます。

何歳になっても『自分のやりたい事』というのは意外とわからないもの。
現実がわかるようになっているから、自分のやりたい事を感じるセンサーが機能しなくなっているのかも。
新しい刺激や挑戦の減少
新しいことに挑戦していますか?
「もういい歳だから」「失敗するのが恥ずかしい」「やっても意味がない」という言葉が先行して自分自身にストップをかけていませんか?
40代になって失敗したり、新しいことに挑戦するのに腰が重くなるのはよくわかります。プライドが挑戦の妨げになっているのかもしれません
しかし、今日は『人生であなたにとって1番今1番若い日』
今日以上に若い日はもう来ません。
挑戦することに慣れていない人は、小さいことから始めてみませんか?
『通勤で通ったことがない道を通ってみる』、『今まで食べたことがないものを食べてみる』、『話したことがない人と話をしてみる』
小さな挑戦を日常生活に取り入れてみましょう。
まずは慣れることから始めるのです。

私が最近行った挑戦は、「ボディビル大会に出た」「海外旅行」など大きな事から、小さい事では「気になっていたレストランに行った」事です。
日常に潜むネガティブな要因

毎日がつまらなく感じる要因として、日常生活に潜むネガティブな要因の存在があります。
日常生活の中に潜むネガティブな要因は意識しないと自分の心身に影響を与え、生活の質を低下させる可能性があります。
それらに気づき、改善策を講じることで、より健康でポジティブな日常を送る第1歩となります
過剰な情報の摂取(情報過多)
現代はSNSやニュースメディアが溢れており、意識的に制限しないと、過剰な情報に圧倒されてしまいます。
ネガティブなニュースや人々の批判的な投稿などを無意識に見続ける事のデメリットとして、ストレスの増大、気分が落ち込んだり、不安を感じたりするなどがあります。
特にインスタなどで他人と比較して自分を卑下したり、自分をよく見せようとすることに集中しすぎていると「自分が本当に何がしたいのか?」を見失う要因となるでしょう。

最近ではデジタルデトックスをやる人も多い。
消灯1〜2時間前や、起床後30分間デジタル機器を触らないという方法です。
これにより、疲労の軽減やリラックス効果を実感することができるでしょう。
人間関係のストレス
日常生活での人間関係(家庭、職場、友人関係)には、しばしばストレスが伴います。
無意識のうちに他人の期待に応えようとするあまり、自分の気持ちを抑え込んだり、対立を避けるために本音を言えなかったりします。
自分の意志や気持ちを後回しに生きている人は、自分でも気付かないうちにかなりストレスが溜まってしまっているかもしれません。

心に余裕がなくなってきた時は、物理的に距離をとることがオススメ。
距離を取ることで自分の気持ちを整理しやすくなるからね
自分に対する過度な批判(自己批判)
自己評価が低かったり、完璧主義的な考え方を持っていたりすると、日常的に自分を責めたり、過去の失敗を引きずったりすることがよくあります。
そういった状態が続くと「どうせうまくいかないだろう」と思ったり、「自分にはできない」と決めつけがちになります。
その結果、挑戦する意欲が失われたり、結果的にチャンスを逃すことになります。
このような思考は、自己肯定感を低下させ、モチベーションを奪う原因となります。
不規則な生活習慣
睡眠不足や食生活の乱れ、運動不足は、心身の健康に直接的な悪影響を与えます。
特に仕事や学校、家庭での忙しさに追われていると、自分の生活のペースを保つことが難しくなり、体調不良やストレスが溜まりやすくなります。
ジャンクフードやカップラーメンばっかり食べていると、本当に疲れやすくなるから注意が必要です。

研究でも、『ジャンクフードを食べる生活が長く続くと、疲れやすく怠けがちな生活スタイルが定着しやすい』ことが証明されており
「怠惰であるからジャンクフードを食べるのではなく、ジャンクフードを食べ続けた結果、体が疲れやすくなり怠惰」になるという結果が出ています。
「毎日つまらない」を抜け出すための行動
ここでは筆者が「毎日つまらない」を抜け出した行動について解説します。
私は仕事柄、他の方よりも生活環境や人間関係、仕事の内容が変化しやすく「つまらなさ」を感じにくい環境であると思います。
しかし多少の変化ではすぐに慣れてしまい、結局「つまらなさ」を感じてしまうのです。
日常の「つまらなさ」を解消するには日常生活の中で「自己成長」と「達成感」を感じることができれば「つまらなさ」を解消することができることが大切
筆者が自己成長と達成感を得るために行なっている事は以下の3つです
- 筋トレ
- 朝活
- 英語学習
- 新しいことにチャレンジする
筋トレ

日々を充実させるために効果的と感じたのは、やっぱり筋トレ。
- 目標設定ができる
- 自分のことが好きになれる(メンタルが安定する)
- 生活習慣が整う
- 成功体験を得られる
目標設定ができる
人生において目標があるのは幸せな事です。
目標をたてる事により得られる効果は以下の通り。
- 生きる目的ができて、考え方がポジティブになる
- 長期的な視点で物事を見れるようになる
- 日々の生活に張りがでる
- 迷いや不安が減る
学生の時を思い出して下さい。
どうして学生生活は楽しく、充実した記憶があるのでしょうか?
この根底には「目標」「挑戦」「自己成長」「達成感」があるからでしょう。
テストや部活などで『スポーツ大会で優勝する』『次のテストではもっといい点をとる』等といった目標を設定する機会がたくさんあります。
しかし40代になるとどうでしょうか?
日々やらなければいけない事に忙殺されて目標を設定するどころではなく、自分がやりたいこともよくわからないといった悩みもあると思います。
また、具体的な目標をたてることも簡単ではありません。
目標をたてるには『今年は英語をペラペラになる』『今年は筋肉をつけていい体になる』という漠然としたものではなく、『1ヶ月でTOEIC100点アップ』『1ヶ月で3キロ落とす』など具体的かつ達成可能な目標が必要です。
しかし、このような目標は中長期的な視点が必要になります。
その点、筋トレではその都度目標を設定することができます。
「今回は前回より2キロあげれるように頑張ろう」「前回より1回多く持ち上げる」小さく目標を設定できて、達成感も味わえます。
この小さい目標設定が継続のカギとなります。
自分のことが好きになれる
筋トレを続けていくと、徐々に体が変わってくるので、鏡の前に立つのが楽しくなってきます。
そして理想の体に近づいていくのに比例して、どんどん自分の事も好きになっていくでしょう。
以前の私はプールや温泉でだらしない体を見られるのが恥ずかしく、人前で裸になるのに抵抗がありました。
今では「スポーツ関係の仕事をしているんですか?」「何かの大会に出られてるんですか?」と聞かれる事も増え、コンプレックスを改善し、自分に自信がもてるようになりました。
筋トレは一日や二日で成果が出るものではなく、少なくとも3ヶ月は継続する必要があります。
『美人』や『かっこいい』など生まれついての才能とは違い、筋肉は自分の努力で得るものです。
「筋肉すごいですね」という褒め言葉は、「その体を作った努力」「自己管理能力の高さ」「継続力」を認められているのです。
筋肉をつける過程で『かっこいい体』と『継続することができる自信』の2つが、自己肯定感を高めてくれる最強の処方箋となります。
生活習慣が整う
筋肉はトレーニングだけではなく、健康的な食事、計画的な休養、十分な睡眠からつくられます。
筋トレを始めると、生活習慣を整える能力が向上します。
・睡眠時間は7時間〜8時間確保し、良質な睡眠をとりたいので寝る前のスマホを避ける。
・食事は高タンパクで低脂質のものを食べる。添加物を避けたいので、昼ごはんはカップラーメンで済ませずに弁当を作る。
・筋トレをする時間を確保するため、仕事を効率的に行う必要がある。
・筋合成やトレーニングに支障が出るので酒を飲まなくなる
・筋トレで気持ちがいつでもリフレッシュ
筋肉をつけようとすると自然に生活が健康的になっていきます。
『筋肉に良い事』をベースに考える癖がつくので、思考がシンプルになっていきます。
成功体験を得られる
筋トレは成功体験を得られることがきます。
筋トレの良いところは『最初はベンチプレス40キロしか持てなかったのに、1ヶ月後には60キロ持ち上げれるようになった!』という風に、成功体験を目にみえる形で表すことができることです。
私はトレーニングプログラムを組んでいるので、2ヶ月に1度自分が持ち上げる事ができる最大重量を測定する日がきます。
そして、この日は朝からずっと緊張しています。
なぜなら1キロでも重量が伸びていない場合、2ヶ月間成長していないということになってしまうのです。
バーを持ち上げた時の「ズシッ」とした重さ、こんな重いもの持ち上げれないんじゃないかという不安、一度持ち上げてみたら思ったより軽くて「今日は行けるかもしれない!」という期待
自分のMAXを更新できた時はジムのお客さんに、「今日、最高重量更新しました!!やったー!!!」と小躍りして報告したくなるほどの喜びを味わえることができます。
朝活(ブログ)

私は朝の時間を利用してブログの執筆を行なっているので、ブログ執筆に焦点を当てて解説していきます。
どうして朝にブログの執筆を行なっているのか?
→朝の時間は「脳のゴールデンタイム」と言われており創作活動にピッタリだから
皆さんも経験あると思いますが「今日、仕事が終わったら頑張ろう」と思ったことが続かない。
あるあるですよね。
そもそも頑張って帰宅後にブログを書こうと思っても、仕事や日常生活で様々な情報を処理した脳は疲労困憊。ブログを書こうと思っても文章やアイディアが思い浮かばなかったり、注意力が散漫になり筆が進まない。
「ブログを書くのが楽しくない」となります。
ブログを書くのが苦痛になってしまうと継続するのは難しいでしょう。
しかし、ブログの執筆を朝の時間にずらずとどうでしょうか?
朝は脳がリフレッシュしているので最高のパフォーマンスを出せる状態にあります。執筆を始めると文章がスラスラと出てきたり、以前書いた文章のおかしな所がよく見えるようになります。
『筆が進む→朝活の効果を感じる→楽しい』
となり朝活を継続できるようになります。
また、ブログでは記事数やPV数など頑張った結果が数字として可視化させるため、自己成長・達成感を実感することができます。

朝活で行うのはどのような内容でもいいのですが、運動や暗記系よりも執筆など想像力やアイディアを求められるものが向いているという報告があります
英語学習

「やってみたけど、続けられなかったランキングNo.1、2」に入ると思われる英語学習
英語学習について私たちはまず、理想と現実を受け入れる必要があります。
「1年継続したら別次元で自己成長を成し遂げられるでしょう」‥か?
否。
「1年間、『毎日3時間以上』勉強したら別次元で自己成長を成し遂げられるでしょう」
英語の習得に関しては、私たちが想像している以上にハードルが高いのが現実です。
1年間毎日30分勉強するだけでも自己成長と達成感を得ることができると思いますが、「想像しているより全然成長していない」と感じると思います。
『英語の習得には膨大な量の時間が必要』だということを念頭におきましょう。

英語の勉強を続けると「ブレイクスルー」という状態を経験します。
これは停滞していた状態が一気に向上するもので、「昨日よりはっきり英語が聞き取れる」といった夢のような状態
そしてブレイクスルーを経験する目安は、『学習時間1000時間』と言われています。1日に換算すると1日3時間の勉強が必要になります。
これくらい覚悟を持って勉強を継続すると別人になります。
新しいことにチャレンジする

最近新しいことにチャレンジしていますか?
年齢を重ねるごとに大きくなっていくもの「プライド」「先入観」「偏見」があります。
40代には経験があり、わかっている事も増えてきたので行動する前に答えがわかってしまうことがたくさんあります。
チャレンジする前に「前回やってもダメだった」「もう自分はいい年だから」「失敗するのが恥ずかしい」とブレーキをかけてしまうんです。
でも70過ぎてDJになる人や、ボディビルを始める人もいます。
そしてその人たちからしたら、私たちはまだまだ『若造』ですよ。
私自身30歳を過ぎて様々な挑戦を始めました。その中には現在はやっていないこともあります。
その一部を見てみましょう。
・三線・ウクレレ

音楽などやったこともありませんでしたが、『今まで自分と縁がなかった事をやってみたい』と思いウクレレを始めました。
『ウクレレを選んだ理由』
1 安い(ウクレレは5000円位から購入できる)
2 コードを3つ覚えれば曲が弾ける(音楽をやったことがない人でもすぐに弾けるようになる)
3 持ち運びができる
三線も同様でコードが少なく簡単な曲ならすぐに弾けるようになる。沖縄民謡に興味がある人にオススメ。
・ボルダリング

以前から興味があったボルダリング
始めようと思ったきっかけは、「動作の中で体を鍛えることができる」から
頻度は週に2、3回。一年ほど継続していましたが、自分には合っていなかったようで現在はやっていません。
・筋トレ

33歳で筋トレを始めました。
始めは自宅でトレーニングを開始。
1ヶ月ほど継続することができたので、ジムに入会。
5年以上筋トレをしていますが、筋トレが毎日の生活のモチベーションとなっています。
40歳になりボディビルの大会に出場し、今では『大会で優勝』が現在の目標となっています。
・英語

「英語は30歳すぎて勉強を始めても話せるようになるのか??」
『30歳過ぎて勉強を始めても英語は話せるようになります』
同僚などから「外国語の大学出てるの?」と聞かれますが、私は高卒で学生時代も全く勉強をしてきませんでした。
英語を勉強し始めたのは30歳過ぎてから(完全に独学)
英語は始めようと思った瞬間からもう1歩を踏み出しています!年齢なんて気にせずに始めてしまいましょう!
・ブログ

ブログは過去2回挫折しており、今回は3度目の正直。
2回も挫折したのでまたブログを始めることに勇気が必要でしたが、挑戦して本当に良かったと感じています。
過去に挫折したものはその時の自分には合っていなかっただけで、タイミングが違えば「ハマる」こともあります。
以前読んで面白くなかった映画や本が、年をとったら楽しめるようになったという話はあるある
過去の失敗にとらわれないで下さい。
やりたいと思った今が最高のタイミング何度でも挑戦しましょう!
・セプタムピアス

セプタムピアス(牛みたいな鼻ピアス🐮)を37歳の時にあけました。
ピアスを開けることは人生に影響を与えることはありませんが、「新しい事に挑戦した」ということが次の挑戦の原動力になります。
・ヘアアート

長年のコンプレックスだったMハゲの悩みを解消することができました。
ヘアアートは何度もやろうと思って、結局電話できずに何年も経過していました。
やろうと思った時に何かしらのアクションをとらないと、次に「やろう!」と思うのは何年後かわかりません。

ヘアアートとセプタムピアスはどちらも決意が鈍りそうだったので、同じタイミングで予約しました
どちらも不安なのは最初の一回だけ。
まとめ
日々を充実して過ごすためには必要なのは「自分の成長を人生の喜びとする事です」と言うと堅苦しいので、「毎日少しだけ継続する」くらいでいいです。
例えば「毎日5分早く起きてストレッチをする」事を続けていくだけでも大丈夫。
だんだん楽しくなってきて「明日から10分早く起きてみるか」、「自分には継続力があるから、何か新しい事を始めても続けられそうだ」と自信が原動力になります。
毎日が楽しくないと感じている40代の皆さん、人生は楽しくなります!

