こんにちは!
Performarです。
私は現在ビブラムファイブフィンガーズをトレーニング中に使用していますが、この靴が快適すぎるので普段履きとしてもう一足購入する事に。
ビブラムファイブフィンガーズの過去記事はこちらをご覧下さい。
仕事帰りや学校帰りにジムに行く人必見!荷物を軽量化させたい人におすすめのシューズ『ビブラムファイブフィンガーズ』
しかし、購入するにあたって現在使用しているシューズと他のモデルとのデザインの比較がなく困ったので、今回は比較記事をまとめました。
この記事でわかること
- ビブラムファイブフィンガーズの効果
- ビブラムファイブフィンガーズの比較
- デザインの違い
目次
ビブラムファイブフィンガーズの効果

足裏の筋肉を鍛えられる
普段私たちが行っている歩き方や走り方は、踵から地面について爪先から抜けるというスタイルになっています。
これは靴にクッション材が入っているからできる事で、ビブラムファイブフィンガーズの用に踵がない靴の場合は通用しません。
その理由は、靴底にクッションがないので走る時に踵から地面につくと「メチャクチャ痛い」 笑
そのため、ビブラムファイブフィンガーズを履いてウォーキキングやランニングを行う場合は、前足部を使って着地し、衝撃を吸収しながらアーチをを使って前に進む方法になります。
このように素足で歩いたり走ったりする行為が足を鍛えて、本来の足の機能を取り戻す手助けとなります。
足の指を動かせる
皆さん足の指って動かす事ができますか?
「そんなの当たり前にできるでしょ!」と思ったら、足の指で『グーチョキパーとじゃんけん』をしてみて下さい。
普段履いている靴の影響で、足の指が変形していたり、靴の中で足指が動かない状態が続いており、動かなくなっているかもしれません。
ビブラムファイブフィンガーズは五本指ソックスのように足の指が分かれているので、靴を履いたままでもそれぞれの指を動かす事ができ、歩く時に足指が勝手に動くのでストレッチにもなります。
足指を鍛えるメリットは、冷えやむくみの改善、姿勢改善、歩行速度の向上、末端の筋肉が鍛えられる事による血流の向上などたくさん!!
血流の向上には老廃物を流しやすくなる効果もあるので、健康的な体に近づく事ができます。
体のバランス力の向上
『足指の健康が体の姿勢やバランス能力に影響を及ぼす』
昔から「足ツボマッサージ」や「青竹踏み」など健康促進のために足の裏を刺激するという方法がとられています。これには足にツボや体関するセンサーが存在しているからです。
足の裏にあるセンサーは『メカノレセプター』といい、「地面の傾き」「でこぼこ」「安定度」など様々な地面の情報を脳に伝える働きを担います。
メカノレセプターは使わないと機能が低下してしまうので、クッション性の高い靴や、硬く狭い靴を履いている私たち現代人メカノレセプターの確実に衰えていると言えます。
メカノレセプターの機能が衰え体のバランスが悪くなるデメリットとして、転倒リスクの増加、疲労の蓄積、姿勢の崩れが挙げられます。
ビブラムファイブフィンガーズはソールが薄いので地面を歩く感覚をダイレクトに感じる事ができ、メカノレセプターの機能を元に戻したり、地面を掴む感覚で歩く、走る事ができるようになると本来の正しい姿勢になる事による膝や腰への負担が軽減されます。
また、メカノレセプターを向上させる事は、姿勢の改善だけでなく、運動パフォーマンスの向上につながります。

私は筋トレの時にビブラムファイブフィンガーズを履いてますが、スクワットで『足指で地面を掴む』という細かい所まで意識できるようになりました。
また、単純にビブラムファイブフィンガーズを履いてウォーキングするのは、地面をダイレクトに感じるのでめちゃくちゃ楽しいです!!
本当にオススメ!
所有している2足のそれぞれの違い
Vibram FiveFingers KSO EVO Black
スペック

- 重さ:139g
- インソール:2mm EVA + Drylexソックライナー
- アウトソール:3㎜
- アッパー素材:ポリエステルメッシュ
- サイズ:EU41(25.5㎝)
- 洗濯機で洗濯可能
特徴
・靴紐:結ぶ必要がなくマジックテープでベルクロで固定するだけ。

紐を絞めたい時はコードを引くだけというシンプル構造。
・厚み:携帯性に優れていて、地面の感覚をより感じる事ができる。

ペットボトルと比べるとその薄さが分かりますが、2つ重ねてもペットボトルよりも薄く軽いので、小さいバッグでも持ち運びができて便利。

ソールがとても薄いので、砂利道や舗装されていない道を歩くときはめちゃくちゃ痛いです 笑
KSO EVOを使ってランニングを考えている方は、舗装されている道路限定になると思っていた方がいいと思います。
使用用途

基本的にトレーニングの場面で使用。
スクワット、デッドリフトなどの時に足の指先まで意識できるようになり、安定感が向上、重量を伸ばす事ができました!

KSO EVOは裸足でそのまま履きますが、洗濯機で洗濯できるのですぐに綺麗になります。
薄いので洗濯しても乾きやすく、次の日には使えます。
臭いが気になってきたらお湯に重曹を溶かしつけ置き、洗濯機で洗濯すると汚れが根こそぎ綺麗になります。
YAMAP別注 V-トレック/MENS

新しく購入したモデルは『YAMAP 別注 V-トレック』。YAMAPとコラボした低山などを歩くためのトレッキングシューズとして開発されたモデルになります。
スペック
- 重さ:185g
- アウトソール:4㎜ ラバーメガグリップ
- アッパー素材:ウール50% シンセティック50%
- サイズ:EU42(26㎝)
- 洗濯機で洗濯可能
特徴
・靴紐:靴紐にコブがついており、コブの1つ1つが靴のハトメ(靴紐の穴)に引っかかり取れにくくなっている。

全部通し終わった後に結ぶことで、ほどけにくい構造になっています。

激しい運動をしないなら靴紐を結ばなくても大丈夫
・靴底の厚さ:靴底の厚さは4m mで登山靴と考えると極薄。

手でぐにゃっと曲げることができ、つま先と踵をくっつける事ができます。
登山靴ではありえないこの薄さ。
この薄さと柔らかさのおかげで山の細かな起伏や大地の感触を楽しむことができます。
・素材:速乾性・防臭性を備えている

使用されている素材はウールと化繊の混合生地で、抗菌防臭性と速乾性を併せ持ち、快適な履きごごちです。
また、洗濯機での洗濯も可能なのでメンテナンスも簡単。
使用用途
使用用途はYAMAPとコラボしており登山での使用が可能。
「若草がなびく平原」や「落ち葉降り積もる森」、「暖かな木道」の感触。もっと気軽な靴で、大地の多様性を足裏に感じながら歩くことができたならば、山は今よりずっと楽しくなるとYAMAPでは考え、「Barefootinc Japan(ベアフットインク ジャパン)」に依頼して、素足感覚のトレッキングシューズ「V-トレック」の別注モデルを作りました。https://store.yamap.com/
私は登山をしないので、主に外履き用として購入しました。
ブラウンなので普段着と合わせやすくとても気に入っています。
女性にもオススメ!!


KSO EVOとYAMAP別注 『V-トレック/MENS』の比較
・正面
正面の違いの一番のポイントは、靴紐の部分。
V-トレックが靴紐、KSO EVOはドローコード式になっています。
靴のサイズ感:私は普段26.5㎝〜27㎝を使用してますが、計測してみると25.5㎝しかなくビブラムファイブフィンガーズは25.5㎝を着用しています。(下に参考リンクを貼ってますのでよかったら確認してみてください。)
V-トレック:26㎝、KSO EVO:25.5㎝ ほとんどサイズは同じですが、V-トレックの方がボリュームがあります。



V-トレックはくるぶしまでの高さ。

※足の計測方法はこちらから
・後ろ
Vトレックは後ろの上の方までソールが上がっており、『ビブラム』のロゴがついています。



二つを履き比べて感じることは、KSO EVOは踵が低いのでスリッパのようにサッと履けるのでとても楽です。
V-トレックはしっかり足をホールドしてくれるので、長時間の歩行や、不整地での移動にピッタリ。

・横
KSO EVOはくるぶしの下までしかないので、スッキリと見せたい時はKSO EVOがおすすめ。
Vトレックはボリュームがあるのでワイドパンツなどと相性がいいです。



履き心地

KSO EVO:アウトソールは3㎜と薄く、より裸足に近い感覚を体感できます。
外で履くと砂利や小さい石でも結構痛いので道を選ぶ必要がありますが、メカノレセプターを鍛えるのにはピッタリですね。
V-トレック:本格的な登山靴にも使用される『メガグリップソール』が使われており、滑りやすい岩肌でもしっかりと歩けるように配された「グリップパターン」と「足にフィットする柔らかさ」でしっかりとグリップが効くようになっています。
砂利道や不整地でも問題なく歩くことができ、「さすが!!」の一言。
KSO EVOと比べるとクッション性が高い事が分かります。
まとめ
この2足はどのような人に向いているか。以下にまとめてみました。
KOS EVO
- 裸足の感覚を楽しみたい人
- 屋内でトレーニングする人
- 靴の着脱を簡単にしたい人
- 荷物を軽くしたい人
V-トレック
- ビブラムファイブフィンガーズ初心者
- 山などの不整地を歩く人
- 長時間歩く人
- 普段履きで使いたい人
2つの特徴をふまえて分けるとこんな感じです。
しかし、共通して言えるのは「ビブラムファイブフィンガーズを履いて歩くのは楽しい」と言うこと。
歩く事を楽しいと感じた事がない人には、歩く事の楽しさを知るきっかけになるかもしれません。
窮屈な靴から抜け出して、新しい世界を見てみませんか?