背中のトレーニングの時にパワーグリップ使ってる?パワーグリップを使ったほうがいい3つの理由

こんにちはミルです。

トレーニングの三種の神器「トレーニングベルト・パワーグリップ・リストバンド」

皆さんはトレーニングの時にパワーグリップを使っていますか?

私はゴールドジムのパワーグリップを使っていますが、使用感がとてもよく気に入っています!

今回は、背中のトレーニングに必要不可欠なパワーグリップについて話をしていきたいと思います。

パワーグリップとは?

バーベルやダンベルで筋トレを行っていると次第に握力がなくなっていき、「鍛えたい筋肉はまだ元気だけど、握力がなくなってトレーニングできない」という事になってしまいがちになります。

そんな握力を補助してくれるのがパワーグリップで、効果的なトレーニングを可能にします。

パワーグリップのメリット・デメリット

パワーグリップのメリット

  • バーに巻きつけるベロが短いのでセットアップが早い
  • 高重量を使っても握力が負ける事がない

パワーグリップのデメリット

  • 値段が高い(ゴールドジムのパワーグリップは価格が高騰して現在14000円くらいします)
  • 握力が鍛えられない

パワーグリップの最大のデメリットは価格が高い事だと思います。

私が購入した時は1万円でしたが現在価格が高騰していて14,000円くらいします。

ゴールドジムのパワーグリップが欲しい方はゴールドジムの入会特典を使えば安く購入することができるので、ゴールドジムに入会する予定がある方は特典を使って購入するのがオススメ。

パワーグリップを使った効果的な種目

主にプル系の種目で効果を発揮します。

  • デッドリフト
  • チンニング
  • ラットプルダウン
  • ワンハンドロウ

高重量を扱うときには握力のサポートの役目をしてくれます。

背中の種目を行う場合、バーやダンベルを握ることに意識を集中させなくていいので、変な力が入らずにリラックスしたフォームをとりやすくなります。

パワーグリップの3つの効果

高重量を扱える

パワーグリップを利用する利点と、ほとんどの方が利用する主な理由として、より高重量を上げることに役立つからです。

しかしパワーグリップが効果を発揮するのは「持ち上げる事ができる重量がグリップ力によって制限されている」場合に限られます。

例えば「足と背中が200キロ以上でデッドリフトが十分に強いが、グリップ力がそうでない場合」パワーグリップを使用するとより多くの重量を持ち上げる事ができます。しかし、足と背中がこれほどの重量を持ち上げるのに十分な強度がない場合はパワーグリップの効果を引き出せないことになります。

トレーニングは継続年数を重ねるごとに、筋力がグリップ力を上回る可能性が非常に高いです。

この時点で弱点となるグリップ力をパワーグリップでサポートすることで、ジムで筋力を高め続けてくれる優れたツールとなります。

ウエイトを保持する事に集中する必要がなければ、ほとんどのトレーニングでより多くの重量を使用する事ができるようになるのです。

みる
みる

パワーグリップを使用すると握力がいらないので、懸垂の正しいフォーム「肩を落として、胸をバーに近づける」の姿勢をとりやすくなるね

トレーニング中の手のひらへの圧力を分散させて、痛みを軽減してくれる

パワーグリップのメリット2つ目は「たこ」から手を保護できることです。

「たこ」は繰り返される刺激から体を守るための防御反応で、足の裏が固くなっているのはこのためで、トレーニングを継続していくうちに、手の平にバーベルやダンベルの摩擦で「たこ」を発症することはよくあります。

タコはトレーニングの自然な結果なので、多くの人がタコができることは継続の証だと思うと思いますが、タコの問題は簡単に引き裂き、生の敏感な肌を露出させてしまうことです。

タコを引き裂くと手の治癒にしばらく時間がかかり、刺激をせずに何かを掴むことが難しいため、満足なトレーニングができなくなる可能性があります。

パワーグリップを使用し持ち上げると、タコが形成されるスピードが遅くなります。

理由は、パワーグリップを使用すると皮膚が直接ローレット(バーの滑り止め用のギザギザとした部分)に接触しなくなるためです。そのため、パワーグリップとバーの間に摩擦があり、パワーグリップの皮やその他の生地で手を握るだけになるのです。

またチンニングの際にも効果を発揮します。チンニングは全体重が手のひらにかかるのでマメができやすく、一度潰れてしまうと長期間トレーニングに支障がでます。

パワーグリップを使う事で手のひらへの負荷が分散され、指先や手のひらに刺激を与えずトレーニングに集中する事ができます

対象に鍛えられる

筋肉を対象に鍛えられることもパワーグリップの利点の一つです。

主にデッドリフトをする人に関連しますが、バーを握る際の持ち方には2種類あります。

1 オーバーグリップ(順手)

2 オルタネートグリップ(左右の向きを逆にして握る)

・オーバーグリップ

オーバーグリップは重量がかかったときに転がることを防ぐために、腕に負荷がかかりすぎます。結果的に本来効かせたい背中や足にフォーカスできないというデメリットがあります。

・オルタネートグリップ

あまり聞きなれない握り方かもしれませんが、パワーリフティングの試合などでもデッドリフトの種目では力が入る「オルタネートグリップ」を採用されています。

オルタネートグリップのメリットは高重量でも安定して持てることですが、時間の経過とともに背中と腕の筋肉が非対称性に発達します。

この非対称性を軽減する1つの方法は、左右の手の向きを同じ回数になるように、意図的に切り替えることです。

これは、背中の発達を均一に保ち、上腕二頭筋へのダメージを減らすことに効果がありますが、毎セットグリップを変えてデッドリフトを行う事は違和感を感じる方もいるため難しい場合があります。

パワーグリップを使用する事は、デッドリフト中にグリップを固定するのに最適な方法であり、筋肉の非対称性を予防しながら取り組むことができます。

リストストラップ

使用用途はパワーグリップと同じです。ベロの部分をバーに巻き付けて使います。

リストストラップは価格も安く使いやすいアイテムです。

少しパワーグリップよりセットに時間がかかりますが効果は抜群です。

メリット

  • 安いので手が出しやすい
  • 薄いので素手でトレーニングする時の違和感が少ない

デメリット

  • パワーグリップよりもセットアップに時間がかかる

まとめ

リストストラップ、パワーグリップは共に、トレーニング効果を最大限に上げてくれる優秀なアイテムです。

  • 高重量を扱える
  • トレーニング中の手のひらへの圧力を分散させて、痛みを軽減してくれる
  • 対象に鍛えられる

また握力を使わなくていいので「力を入れすぎて、ラットプルダウンの時に肩が上がってしまう」といったフォームが乱れることの予防にもつながります。

背中トレーニングが苦手と思っている方は、ぜひ使用してみてください。

背中トレーニングの感覚がつかみやすくなると思いますよ。

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